防音性の高い賃貸物件探しのコツをご紹介

近隣の騒音が気にならない、防音性の高い賃貸物件の見つけ方をご紹介

賃貸物件に住んでいると、隣や上階の生活音や人の声が気になる…ということもあると思います。狭いアパートやマンションの場合は特に、壁や床を通じて人の足音や物の落下音、テレビ・オーディオの音が響きわたりやすく、近隣に迷惑をかける、またはかけられるということはよくある話です。少しでも防音性に優れた物件選びをするためには、どんなポイントがあるのか？クラスモ森ノ宮駅前店がそのコツや実践したい防音テクニックをご紹介いたします。

近隣の騒音が気にならない、防音性の高い賃貸物件の見つけ方をご紹介

木造
鉄骨造
鉄筋コンクリート

Check Point

建築構造は、下記の3タイプに大きく分けられます。
・木造
・鉄骨造
・鉄筋コンクリート（または鉄骨鉄筋コンクリート）
この中で、最も防音性に優れた建築構造は、鉄筋コンクリートです。
鉄の骨組みにコンクリートを流し込んでおり、壁の密度が高いため遮音性は高いです。
鉄筋コンクリート構造の賃貸物件であれば、生活音が周囲の部屋に響いて迷惑をかける、もしくはかけられることはないかと思います。

逆に、最も防音性が低いのは、音を通しやすい木造建築です。
壁が薄く、隣人の話し声や物を動かす音も聞こえてくる…という物件もあるため注意が必要です。

そして、鉄骨構造の防音性は、これらの中間にあるといえます。
木造建築よりは遮音性があるが、鉄筋コンクリート構造よりは劣る。
また、鉄骨の場合、重量鉄骨の物件のほうが、より防音性は高いと言われております。

物件選びの際にチェックしたい5つの防音ポイント

1周辺環境

賃貸物件そのものだけでなく、周辺環境に騒音の原因となるものがないかを確認しましょう。例えば、頻繁に新幹線や電車が通る線路や駅のそばの物件は、電車の音や地響きが気になる可能性が高いです。ほかにも、多くの人が出入りするような店や施設、大学や幼稚園なども人の声などで賑やかになるかと思います。
2近隣の住人

静かに暮らすためには、同じ物件にどんな住人がいるかどうかも重要です。小さな子供がいると泣き声や足音が気になったりするかと思います。また、楽器を演奏する人がいる場合は、その人がいくら気を使っても、完全にシャットアウトすることは難しいです。また、ペットがいるかどうかもチェックしましょう。内見の際は数分しか滞在しないため、細かく知るのは難しいかもしれないが、できる限り周りの住人の様子も確認しておきましょう。
3角部屋を選ぶ

角部屋は隣接する部屋や面積が少なくなるため、隣人の生活音が軽減できます。家賃が高くなることも多いが、防音性にこだわりたい場合は角部屋を選ぶこともおすすめです。また、角部屋といっても、階段やエレベーターが近いと人の行き来が多いため、できるだけ階段やエレベーターから遠い角部屋を選びましょう。
4四方の壁を軽く叩いてみる

防音性の高さは、壁を叩くことでも判断することができます。コンクリート壁は叩くと硬く、詰まったような感じの音がするため防音性は高いことがわかります。逆に、叩いた感じが軽く、裏側に高い音が響くようであれば、石膏ボードなどの防音性の低い壁である可能性があるため、防音性は低いといえます。
5窓の遮音性を確認する

意外と見落としがちなのが、窓の構造です。窓の位置や構造によっては、そこから外の騒音が聞こえやすくなってしまうため、内見の際は確認を忘れないようにしましょう。